旅と言葉

旅と言語を中心に書きたいと思います。

広東語教室~はじめに~

旅といえば、当地の言葉を覚えても損はないと思う。

 

前にブエノスアイレスに行ったとき、スペイン語が分からなくて間違ったバスに乗ったことがあった。

 

そういうことで、このブログでも自分の母語の広東語について、特にスラングや流行語など授業では普通に学べない言葉[先生によるけど]を書きたい。

 

広東語は話し言葉で、書き言葉ではない。そのためか、九つもあるほど声調は多いし(一部の教科書では六つと教える)、語尾も複雑、語尾を変えるだけで意味が全然違う場合もある。流行語も沢山ある。だから北京語(中国)、国語(台湾)、広東語(香港)の中で広東語は一番難しいだと言われている。ちなみに、広東語は話し言葉のため、教科書や小説などは書き中国語(中国語繫体字)を使う。

 

とはいえ、SNSなどでは普通に広東語を“書く”人は少なくはない。辞書にない言葉も使っているから、造語、もしくは同じ発音の文字(英語を含む)を使う。そのため、広東語を読めない台湾人と中国人は結構いる。

 

このブログで紹介する広東語、中国語の知識を持った方が理解しやすいが、なくても理解できるように分かりやすく説明したいと思う。

 

こっちも不定期更新だけど、よろしく。